日頃何気なく見ている”人工的に作られたもの”のほとんどのモノには、元となる”図面”が存在します。その図面の裏には、設計者のアイデアや長年蓄積されたノウハウ、製造の技術など計り知れない奥深さがあります。池貝に入社した理由は長い歴史で積み上げてきた”池貝にしかできないオーダーメイドの技術”に惹かれたからです。機械メーカー数多有りますが、果敢に難しい案件に取り組む姿勢を感じ、私も今までにないものを作りたいと思うに至りました。
入社後は機械設計課に配属され、主に産業機械の設計を担当していました。設計ではお客様の要望に合わせ、機械の仕様や構造を検討し、図面の作図などを行います。また、新機種の開発にも携わりました。
今は産業機械と呼ばれる”押出機”の営業活動を中心に行っています。樹脂製のパイプやチューブ、工業用のフィルムやシート、はたまたスナック菓子など、原料から製品においても広範囲に及びます。そのため、お客様により押出機の仕様も多種に渡ります。また、それらの多くは押出機だけで生産することは難しく、専用の付帯設備が必要になります。
お客様のご要望を汲み取り最適な提案をすることが求められます。お客様と工場を繋ぎ、その舵取りを行うのが営業の大きな仕事と言えます。B to Bのビジネスですが、最終的には担当者様との信頼関係が大きく影響します。そのため、機械を売るための営業ではなく、お客様の困っていることを良く聞き、最適な提案を行うことでお客様の力になれる営業を心掛けています。
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